【高校ラグビー】相撲トレ、黒沢尻北“どすこい1勝” 宇良好きの細田主将「体幹鍛えられた」

[ 2022年12月28日 13:28 ]

全国高校ラグビー大会1回戦   黒沢尻北45―0山形南 ( 2022年12月28日    花園ラグビー場 )

<山形南・黒沢尻北> 前半、トライを決めた小野寺(右から3人目)のもとに駆け寄る黒沢尻北フィフティーン(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 3大会連続8回目の出場となった黒沢尻北(岩手)は、45―0で山形南(山形)に快勝し、東北勢対決を制して8大会ぶりに初戦突破した。

 前半2分にラインアウトからモールで押し込み、最後はプロップ谷地太陽(3年)が先制トライ。チャンスを確実にトライへと結びつけ、守っては山形南のアタックを無失点で封じ込めて大勝した。

 過去2大会はいずれも1回戦敗退。だが、2年前から始めた相撲トレもあって、選手たちは確実に力をつけてきた。練習前や練習後に、すり足や押し込みを毎日のように実施。低い姿勢でのタックルなどを強化してきた。

 小学2年から相撲を始め、中学時代には岩手県で2位になり全国大会にも出場したのがフランカー細田次大主将(3年)。大相撲では「宇良が好きで見ていました」といい「(相撲トレで)体幹が鍛えられるし、接点の強さやモールの押し込みが強くなりました」と振り返った。

続きを表示

2022年12月28日のニュース