サニブラウン「牛乳が飲めないんで…」に小学生どよめき　来季以降は「怒とうの3年間になる」

イベント後に子どもたちと記念撮影をするサニブラウン（中央）
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　陸上男子100メートルで22年世界選手権7位入賞のサニブラウン・ハキーム（23＝タンブルウィードTC）が23日、大阪のヤンマースタジアム長居で小学生を対象としたイベントを開いた。

　大阪府内の陸上クラブに所属する小学生約70人が参加し、トークセッションやじゃんけん大会などを実施。ファイナリストとなった世界選手権について「夢のような時間だった。TVで見ているところに自分が立っていた」と語りつつ「（メダルは）手を伸ばしたら届きそうで、でもそれが遠いんですよね」と振り返った。

　子どもたちを前に休日の過ごし方を問われた際には「完全に怠け者。ずっと寝ています」と苦笑い。その上で「寝るのは絶対に大事。小さいときから夜は9～10時ぐらいに寝るようにしている」と打ち明けた。続けて「自分は牛乳が飲めないんで…」と告白すると、驚いた子どもたちや父兄からどよめきが。1メートル90の上背を誇るスプリンターが「その分、寝ないと身長が伸びないんで」と話すと、子どもたちは納得するような表情を浮かべた。

　約1時間の交流を終え「楽しかったし、子どもたちと触れ合えて元気をもらえた」と笑顔のサニブラウン。現在は完全オフを過ごしている中、来季以降に向けて「来年は世界陸上があって（24年は）パリ五輪があって（25年は）東京で世界陸上がある。2025年まで休みなく世界大会があって、怒とうの3年間になる。ケガせずにやっていきたい」と抱負を口にした。