正代「来てよかったと思ってもらえるような成績を残したい」大関昇進祝賀会で恩返し誓う

[ 2022年10月23日 15:57 ]

<正代大関昇進披露祝賀会>八角理事長(右から2人目)、時津風親方(右から3人目)らと鏡割りする正代(左から3人目)=撮影・郡司 修 
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 大相撲の大関・正代(30=時津風部屋)の大関昇進披露祝賀会が23日、都内のホテルで開かれた。時津風一門の力士や親方ら協会関係者、出身校である東京農業大学の関係者ら約400人が出席し、コロナ禍で2年の延期を経てようやく開催された。

 昇進してからの2年間を振り返り「正直、大関のプレッシャーとかに気持ちが追いついていないところがある」と難しい胸中を吐露した。在位12場所中5場所で負け越し。4勝11敗に終わった秋場所は「自分でも気持ちの整理がついていない状況だった。負けが込んで気持ちが上がらなかったり、悪い方に考えすぎてというのがあったのかもしれない」と不調の原因を分析した。自身5度目のカド番で迎える九州場所(11月13日初日、福岡国際センター)へ向け「九州出身力士として皆さまの期待に応えられるよう稽古に精進して参ります」と壇上であいさつした。

 この日は大関昇進の祝いの場。「応援していただいている声を聞いて、それが力になるしチベーションにもつながる。ここでいったん元気を充電したいですね」と英気を養う。「パーティーに集まった人たちに、今日来てよかったと思ってもらえるような成績を残したい」と結果で恩返しすることを誓った。

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