W偉業!! 21歳蝉川が95年ぶりのアマ優勝&史上初のアマ2勝目

[ 2022年10月23日 16:13 ]

男子子ゴルフ 日本オープン最終日 ( 2022年10月23日    兵庫・三甲GCジャパンC )

男子ゴルフの日本オープン選手権でアマチュアとして95年ぶりの優勝を果たし、笑顔でカップを手にする蝉川泰果
Photo By 共同

 歴史の扉をこじ開けた。

 蝉川泰果(21=東北福祉大4年)が、1927年第1回大会の赤星六郎以来、95年ぶりのアマチュア優勝と史上初のアマのツアー2勝目をマークした。

 最終日は2位に6打差をつけスタート。出だしの1番で第2打をピン上1メートルにつけてバーディー発進。続く2番パー5でも持ち味の飛距離を生かして連続バーディーと好ダッシュを見せた。

 しかし、そのままスンナリとはいかなかった。5番で3パットのボギーを叩くと、9番ではグリーン奥の深いラフにつかまり2度も空振り。ようやく5打目で脱出したものの、ピンを3メートルもオーバー。このパットを決めきれず、5オン2パットのトリプルボギーとしてしまった。

 一時は2位の比嘉一貴に8打差をつけていたが4打差まで縮められた。

 後半もなかなかチャンスをつくれず苦しいラウンドが続く。比嘉に14、15番で連続バーディーを決められ、その差は3打となる。さらに17番パー3で奥ラフからの2打目を2メートルに寄せたが、これを外し比嘉に2打差まで迫られた。

 それでも最終18番で7メートルの長いパットを沈めてパーセーブし、この日73の通算10アンダーで逃げ切った。
 

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