17歳・三浦佳生、自己新連発で準優勝 マリニン好演見ても「支障なかった」

[ 2022年10月23日 13:07 ]

フィギュアスケートGPシリーズ第1戦・スケートアメリカ第2日 ( 2022年10月22日    米マサチューセッツ州ノーウッド )

<スケートアメリカ男子フリー>演技をフィニッシュする三浦佳生(撮影・長久保 豊)
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 男子でSP首位の17歳、三浦佳生(オリエンタルバイオ・目黒日大高)はフリー2位の178・23点、合計273・19点で準優勝を飾った。前日のSPを含め全て自己ベストを更新し、初の海外GPで存在感を見せつけた。「美女と野獣」を演じて冒頭のループこそ転倒したが、トーループ2本、サルコーの4回転に成功した。

 演技前には優勝したマリニンの4回転半を目の当たりにしたという。「最初はやべえと思ったけど、最近は、あっ4回転アクセルかという感じで。少しでも早く近づけたらいいなと思っていた」とし、自身の演技と切り離すことで「演技に支障はなかった」と振り返った。

 「美女と野獣」で目指すのは「一連の物語で柔らかい表現」という。音に合わせて、ジャンプも跳べるようになっている。自信を深め、次戦のスケートカナダに出場。「海外のGPが初めてで時差からなにから調整期間が短く、どう本番につくっていくか良い経験をした。カナダに向けて生かして頑張りたい」と話した。

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2022年10月23日のニュース