小平ラストレース　観戦した両親感慨　母「これからも彼女が進む道を後ろから追いかけていきたい」

スピードスケート全日本距離別選手権第2日 （ 2022年10月22日    長野市エムウェーブ ）

引退セレモニーで場内を一周し笑顔でリンクから引き揚げる小平（撮影・会津　智海）
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　小平の両親もラストレースを見守った。父・安彦さん（67）は競技経験がなく、娘の幼少時代は2人で実業団の大会を観戦して滑りを研究。何度も一緒に南アルプスを登山して足腰も鍛えた。

　最も印象に残るレースに3歳の時に初出場で断トツで優勝した100メートルを挙げ「たくさんの人に応援していただいて奈緒のやってきたことは間違いじゃなかった」と実感。母・光子さん（67）は「これからも彼女が進む道を後ろから追いかけていきたい」と語った。