豊昇龍 若隆景の優勝は「凄く悔しかった」幕下時代ともに稽古した仲のライバルから刺激

[ 2022年5月1日 15:15 ]

豊昇龍
Photo By スポニチ

 大相撲夏場所(5月8日初日、東京・両国国技館)に臨む小結・豊昇龍(22=立浪部屋)が1日、報道陣の電話取材に応じた。

 新三役で勝ち越した春場所を振り返り「自信がついた」と手応えを得た。優勝した関脇・若隆景の存在が刺激にもなった。幕下時代に荒汐部屋の合宿に参加し三番稽古でともに汗を流した間柄。5歳の年の差はあるがプライベートでも仲が良い。昨年秋場所では豪快な一本背負いで勝利した。「おっつけが一番強い。優勝はやっぱり凄いな」と強さを認めつつも「凄く悔しかった」と、次期大関候補のライバルに対抗心をのぞかせた。

 場所前の稽古は順調で、70番近くの申し合いを行った日もあった。自分の型は「まだ何か分からない」と決まっておらず「相手が嫌がる動きを意識している」といろいろな攻め方を試行錯誤しながら小結2場所目に臨む。大きな目標は口にしなかったが「まずはケガせず勝ち越し」と上の番付を見据えた。

続きを表示

2022年5月1日のニュース