ペア“りくりゅう”の冒険は来季へ「もう少しこの勢いに乗れたら」新技は「内緒です!」

[ 2022年3月27日 20:00 ]

<世界フィギュア2022 ペアフリー>銀メダルをかざす三浦璃来&木原龍一(撮影・長久保 豊)
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 フィギュアスケート世界選手権(フランス・モンペリエ)のペアで日本勢最高位となる準優勝を果たした三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が27日までに取材に応じた。北京五輪では団体戦メダルに貢献し、世界選手権では表彰台にたどり着いた。充実のシーズンについて2人は「自分たちが成長しているのを本当に実感できた」と口をそろえた。

 来季はSP、フリーともプログラムを変更する方向。三浦は「まだ決まっていないんですけれど、今シーズン勢いがあるので、もう少しこの勢いに乗れたらなと思っていて。曲はまだ決まっていないんですけれど、また相談して決めたい」と語った。

 新技の挑戦も視野に入れている。木原は詳細について「内緒です!」と笑い、「今プログラムに組み込んでいるリフトみたいに偶然できる技もある。元々コロナの期間で練習できない時に公園でオフアイスの練習をしている時に思いついたリフト。そうやってまた偶然できあがるものもあるかもしれない」と話した。
 4年後のミラノ五輪、その次の8年後の五輪まで見据えている。
三浦「龍一くんも私とずっと組みたい、4年後、8年後もずっと組んでいきたいと言ってくれるので、私ももう4年後、8年後もついていきます!っていう感じです」と明かす。

 8年後、37歳になる木原は「いけますよ!」と言い切る。「(三浦は)氷から降りてしまったら頼りない部分が多いので信用できないところ、忘れ物とかはあるんですけれど、氷の上でのパートナーとしては三浦さん以上のパートナーはもう見つかることがないと思う。それが分かっているので、4年後、8年後っていうのが、もう見えている。お互い以上のパートナーにもう出会うことはない」と信頼関係を語った。

 今後は日本に帰国。三浦は「猫ちゃんがもう1匹増えたので、会えるのがすごく楽しみ」と言い「名前が先代猫が“みぃ”って言って、2匹目が“もも”って言うんですけれど、3匹目が黒猫で“ひじき”って言うんです」と笑顔で話した。木原も「やっぱり食べ物も楽しみですし、犬にも会えますし、そこがすごく楽しみ」と語った。

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2022年3月27日のニュース