金谷 PO制して決勝Tへ、バンカー入れても冷静「まさか勝ち進むとは」

[ 2022年3月27日 02:30 ]

ゴルフ世界選手権シリーズ デルテクノロジーズ・マッチプレー第3日 ( 2022年3月25日    テキサス州オースティンCC=7108ヤード、パー71 )

プレーオフを制し、ハーバート(右)と握手する金谷
Photo By ゲッティ=共同

 日本勢で唯一出場している金谷拓実(23=Yogibo)が決勝トーナメントに進んだ。1次リーグ最終戦でルーカス・ハーバート(26=オーストラリア)に5アンド4で勝って2勝1敗で並び、続くプレーオフでも競り勝った。64選手のうち16人が決勝Tへ進出。世界ランキング63位の金谷は26日の1回戦で同41位のコーリー・コナーズ(30=カナダ)と対戦する。

 金谷はプレーオフ1ホール目、パー4の第1打をフェアウエーバンカーに入れた。2打目は出すだけ。それでも「最後まで諦めない」と第3打をピンそばにつけてパーを拾い、ボギーだったハーバートを下した。1次Lでは世界9位のシャウフェレ(米国)に敗れたが、同23位のフィナウ(米国)と同44位のハーバートに2連勝。格上ばかりの7組を突破した。世界の舞台で活躍を目指す23歳は「まさか勝ち進むと思っていなかった。自分らしいプレーをしていきたい」と意気込んだ。

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2022年3月27日のニュース