川内優輝、3年ぶりボストン「先頭集団で勝負」パリ選考MGCは「テクニカルなコースがいい」

[ 2022年3月27日 15:14 ]

なにわ淀川マラソン ( 2022年3月27日 )

なにわ淀川マラソンで力走した川内優輝
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 川内優輝(あいおいニッセイ同和損保)が、フルマラソンにゲストランナーとして出場し、2時間19分42秒をマークして2位だった。YouTuberの「くれいじーかろ」が2時間17分49秒の大会新記録で優勝し、賞金100万円をゲットした。

 川内は4月18日のボストン・マラソンを見据え、42・195キロのラスト実戦。ほぼ予定通りのラップを刻み、「いい距離走になった。気持ち良くできて良かった」と振り返った。

 ボストンは18年に制した思い入れの深い大会だが、20年は新型コロナウイルスの影響で中止となり、21年は故障で欠場。17位だった19年以来、3年ぶりの出場へ「表彰台を狙って、先頭集団で勝負していきたい」と闘志を高めた。

 24年パリ五輪の代表選考会となる来秋のマラソングランドチャンピオンシップ(MGC)の出場権も既に獲得。東京五輪選考会だった19年のMGCは世界選手権を優先して出場しなかったが、「前回のMGCを見て単純におもしろそうだなと思った。パリ五輪を目指すとかじゃなく、1回くらい経験してもいい」と言う。

 MGCのコースは未定だが、「ヨーロッパのレースでは路面が硬かったり、カーブが多かったりするので、テクニカルなコースがいいんじゃないか」と話していた。
 

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2022年3月27日のニュース