アイスダンスかなだい「まだ明言してないですけど…」今後の伸びしろに期待

＜世界フィギュア2022＞フリーダンスから一夜明け。激動のシーズンを振り返る村元哉中＆高橋大輔（撮影・長久保　豊）
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　フィギュアスケート世界選手権のアイスダンス16位だった村元哉中、高橋大輔組（関大KFSC）が一夜明けた27日、取材に応じ、収穫と課題を口にした。

　目標の10位には届かなかったが、村元は「世界と戦えるポテンシャルを持っているチーム」と手応えを口にした。高橋も「完璧な演技をすればもう少し上にいけたんじゃないか。タラレバですけど」と切り出し、「そういった点ではこれからっていうか。まだ明言してないですけど…（笑い）。評価をもらえていると実感できる」と現役続行をにおわせた。

　世界最高得点で優勝した地元フランスのパパダキス、シゼロン組ら最終組の演技も目の当たりにし、2人は「レベチ…（笑い）」と語る。「余裕とスピード感と迫力と細かさと…。最初から最後まで隙がない中で表現、エッジワーク」と上位の凄さを語った高橋は「盗めるか…は分からないけど。これがトップなんだなと改めて思った」と実感を込めた。

　結成2年目を終え、「アイスダンスカップルとして認められた1年になったのかなと結果を見れば思います」と高橋。大会後は日本に帰国し「スターズ・オン・アイス」などのアイスショーに出演する。今後について村元は「4月に話し合う」と話した。