ウクライナ出身の幕下・獅司 白星締めで6勝1敗、場内大きな拍手

[ 2022年3月27日 05:30 ]

大相撲春場所14日目 ( 2022年3月26日    エディオンアリーナ大阪 )

<大相撲春場所14日目>下手投げで鳩岡(奥)を破ったウクライナ出身の獅司(撮影・奥 調)
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 ロシアの侵攻を受けるウクライナの出身で、西幕下17枚目の獅司(25=入間川部屋)が今場所最後の相撲を豪快な下手投げで締めくくり、6勝1敗の好成績を残した。来場所は新十両昇進が視界に入る地位まで番付を上げそうだ。入間川部屋関係者によると、侵攻の始まる前から政情不安を心配し母国の家族に連絡を取り続けていたという。土俵に上がるたびに大きな拍手を受けた25歳有望株。今場所は一度もリモート取材に応じなかった。

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2022年3月27日のニュース