高安2敗 並ばれた…正代に苦杯、昨年春場所の悪夢よみがえる展開

[ 2022年3月27日 05:30 ]

大相撲春場所14日目 ( 2022年3月26日    エディオンアリーナ大阪 )

正代(奥)のすくい投げに敗れた高安(撮影・井垣 忠夫)
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 初優勝目前だった高安は、攻め込んだ土俵際でカド番大関の正代に痛い逆転負け。言葉を残さず会場から引き揚げた。両国国技館で開催された昨年春場所は10日目に後続に2差をつける単独トップから急失速し、優勝を逃した。今回も最終盤で新関脇の若隆景に再び並ばれ、悪夢が脳裏によみがえる展開だ。

 地元の茨城県土浦市では市役所で後援会や市の職員など約50人がパブリックビューイングに参加。「高安」姓の発祥地といわれる大阪府八尾市でも商店街有志の約10人が集まり応援。優勝決定は千秋楽に持ち越しとなり、ため息が漏れた。

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2022年3月27日のニュース