野中美波は接戦制してCS出場権獲得 サーフィンアジア・オープン

[ 2022年3月26日 14:55 ]

サーフィンアジア・オープン第6日 ( 2022年3月26日    千葉県一宮町・釣ケ先海岸 )

準々決勝を勝ち上がり、チャレンジャーシリーズ出場権を獲得した野中美波
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 女子準々決勝で野中美波が10・90点(5・65+5・25)をマークし、実力者の松田詩野をわずか0・90点上回って準決勝に進出。上位4人に与えられるCS出場権を獲得した。

 結果的にラストライドとなった7本目に5・65点をマークして逆転し、そのまま逃げ切った野中は「最後のチャンスをものにできた。CSに出るために練習してきたので良かった」と笑顔。松田とは10代のころから切磋琢磨(せっさたくま)し合ってきた関係で、海を離れれば仲良しだが「どっちみち、どこかで当たる」と勝負に徹して競り落とした。

 30日にはワールドゲームズ(世界選手権に相当)出場権を懸けたジャパンオープン(静波サーフスタジアム)が控える。会場はウェーブプール(人工波施設)とあって自然の海とは勝手が違い、一度練習した際は「あまりうまくいかなかった」と苦笑い。「目標はあくまでCSで結果を出すこと。そっちに集中したい」と話したが、ジャパンオープンでも無欲で上位進出を目指す。

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2022年3月26日のニュース