NBA東地区は大混戦 第1シードを巡って4チームがデッドヒート 得点王争いも激化

[ 2022年3月26日 14:51 ]

クリッパーズのマンをかわしてジャンプシュートを放つ76ersのエンビード(AP)
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 NBAは25日に各地で7試合を行ったが、東地区のプレーオフ第1シード争いが大混戦となってきた。

 首位のヒートがニックスに敗れて3連敗を喫して47勝27敗。3位だった76ersがクリッパーズを下して3連勝を飾って2位に浮上し、その差は0・5ゲームとなった。またこの日試合がなかった3位バックスも76ersと同じ46勝27敗。4位のセルティクス(46勝28敗)もヒートとは1ゲーム差で、この4チームが東地区決勝までのホームアドバンテージを確保できる第1シード争いを演じている。

 残り試合はヒートのセルティクスが8で、76ersとバックスは9。西地区では前日にサンズ(60勝14敗)が第1シードを決めているが、東地区では大詰めを迎えてデッドヒートとなってきた。

 得点王争いも激化。76ersのジョエル・エンビード(28)はこの日のクリッパーズ戦で27得点を挙げたものの、第3Q終了時点で22点差がついたために第4Qは出番なし。得点部門で2位となっている今季の平均は前日の29・83から29・78にダウンした。

 1位はレイカーズのレブロン・ジェームズ(37)の29・96で、3位はバックスのヤニス・アデトクンボ(27)の29・72。現時点では0・24点差の中に3人がひしめいている。

 プレーイン・トーナメント出場の下限となっている東地区全体10位のホークスは地元アトランタ(ジョージア州)で西地区全体3位のウォリアーズを121―110(前半69―67)で退けて37勝37敗。残り8試合となった段階で11位ニックスとは5ゲーム、12位のウィザーズとは5・5ゲームとなった。

 <25日の結果>
*ホーネッツ(38勝36敗)107―101ジャズ(45勝29敗)
ウィザーズ(31勝42敗)100―97*ピストンズ(20勝54敗)
*ホークス(37勝37敗)121―110ウォリアーズ(48勝26敗)
ニックス(32勝42敗)111―103*ヒート(47勝27敗)
*ティンバーウルブス(43勝32敗)116―95マーベリクス(45勝29敗)
ロケッツ(19勝55敗)125―106*トレイルブレイザーズ(27勝46敗)
76ers(46勝27敗)122―97*クリッパーズ(36勝29敗)
 *はホームチーム

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2022年3月26日のニュース