宇野昌磨が300点超えで初の世界王者!フリーでも自己新 鍵山が銀 表彰台独占ならずも来年3枠を保持

[ 2022年3月26日 22:53 ]

フィギュアスケート世界選手権最終日 ( 2022年3月26日    フランス・モンペリエ )

<世界フィギュア2022 男子フリー>演技する宇野昌磨(撮影・長久保 豊)
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 男子フリーが行われ、北京五輪銅メダリストの宇野昌磨(24=トヨタ自動車)が初優勝を果たした。フリーで202・85点をマークし、合計312・48点の自己ベストとなった。鍵山優真(18=オリエンタルバイオ・星槎)はフリー191・91点、合計297・60点で準優勝、友野一希(23=セントラルスポーツ)はフリー168・25点、合計269・37点で6位だった。日本勢による表彰台独占はならなかったが、来年の世界選手権(さいたま)の出場枠で最大3枠を保持した。

 24日のSPでは、宇野が首位発進。2位に鍵山、3位に友野と日本勢が上位を占めた。五輪連覇の羽生結弦(ANA)や北京五輪金メダルのネーサン・チェン(米国)がケガで欠場したものの、上位4選手がSP100点超えを果たす展開だった。

 主催者によると、男子の同一国選手による表彰台独占となれば、1956年大会の米国以来66年ぶりだった。SP後の会見で司会者が「プレッシャーをかけるわけではないですが、また土曜日にこの顔ぶれで会えるといいですね」と語り、注目が集まっていた。

 ▼宇野 今シーズン最後になるということで、納得出来る演技がしたいと思い、それはかなったと思う。優勝をとったことがあまりないので、初めて世界選手権で1位をとれたことはうれしい。

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