東京五輪銅メダルの都筑有夢路がCS出場権を獲得 サーフィンアジア・オープン

[ 2022年3月26日 14:05 ]

サーフィンアジア・オープン第6日 ( 2022年3月26日    千葉県一宮町・釣ケ先海岸 )

準々決勝を勝ち上がり、チャレンジャーシリーズ出場権を獲得した都筑有夢路
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 プロ最高峰のチャンピオンシップツアー(CT)昇格を争うチャレンジャーシリーズ(CS)の出場権を懸けて行われ、女子準々決勝で昨夏の東京五輪銅メダルの都筑有夢路(木下グループ)が計13・75点(7・75+6・00)をマーク。4強入りを果たし、上位4人に与えられるCS出場権の獲得が決まった。

 昨年にはCT計4戦に出場した日本女子の第一人者が、その実力を結果で示した。対戦相手は本大会に先駆けて開催されたジュニア部門を制した16歳の松岡亜音。都筑も「一番勢いのある選手。ガチで行かないと枠を取れないと思った」と本気モードで挑むと、5本目に乗った波でこの日の女子で最高得点となる7・75点をマーク。優先権がない中でハイスコアに結び付け、「テークオフの時はいい波か分からなかったが、やるだけだなと思った。気合で(ターンを)入れた」と振り返った。

 昨夏の東京五輪では銅メダルを獲得したが、究極の目標はCTでチャンピオンを獲ることだ。20年には日本女子で初昇格を果たしたが、新型コロナウイルスの影響でツアーそのものが中止に。昨年は休養していたランキング上位の選手が復帰したために、レギュラーメンバーとしての参戦ができずに悔しさを味わった。それだけに「うれしいけどCTへの通過点」とはっきり言い切った。

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2022年3月26日のニュース