河辺愛菜が182・44点をマーク「トリプルアクセルを決めきれなかったのは調整不足で悔しい」

[ 2022年3月26日 04:52 ]

フィギュアスケート世界選手権第3日 ( 2022年3月25日    フランス・モンペリエ )

<世界フィギュア2022 女子フリー>演技する河辺愛菜(撮影・長久保 豊)
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 女子フリーが行われ、SP12位の河辺愛菜(木下アカデミー)は118・76点をマークし、合計182・44点とした。

 冒頭、SPで封印したトリプルアクセルに挑んだが、着地でよろけて失敗した。その後の3回転ループなどでもミスが生じながら、
昨季から滑り込んできたX JAPANのYOSHIKIが作詞作曲をした「Miracle」を演じきった。

 「アクセルに挑戦できたのはうれしかったけど、少し回転不足で降りてきてしまって、右足の靴が緩くなってループにも影響が出てしまった。アクセルを決めきれなかったのは、自分の調整不足で悔しくて。回りたい気持ちが強すぎた」

 17歳で北京五輪に出場するなど、飛躍を遂げた今季。大舞台で結果を残すことはできなかったが、悔しさとともに成果を得た。

 「(五輪や世界選手権は)ほかの海外試合と違って、いつもと違う緊張というか、失敗が許されない気持ちがいつもより倍、大きくて。その中で、自分の一番の演技を出すことはまだまだ難しさを感じた。その試合に出ないと分からなかった。来シーズン、またこの舞台で良いプログラムができるように生かしていきたい」

 この経験を来季以降へとつなげていく。

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