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大畑大介氏が両SOに注目 東海大大阪仰星・吉本のゲームメーク&国学院栃木・伊藤龍の頭脳プレー

[ 2022年1月7日 05:30 ]

総合力が高い東海大大阪仰星・吉本
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 第101回全国高校ラグビー大会は8日に大阪府東大阪市の花園ラグビー場で決勝が行われる。4大会ぶり6度目の優勝を狙うAシードの東海大大阪仰星(大阪第2)が、初優勝を目指すBシードの国学院栃木(栃木)の挑戦を受ける構図だ。テストマッチ通算69トライの世界記録を持ち、ラグビー世界殿堂入りも果たした大畑大介氏(46)は両SOを注目選手に挙げた。(取材・構成 吉仲 博幸)

 【大介ザ・セレクト】宿敵に雪辱した仰星に勢いを感じる。準決勝の東福岡戦は組織的な防御から攻勢に転じ、逆転勝ちを収めた。攻守で激しいコンタクトを誇るNo・8薄田主将が要だが、SO吉本大悟選手のゲームメークに注目したい。

 才能の塊のようなチームにあって、目立った実績はない。3年生になってようやくレギュラーをつかんだ努力家だと聞く。準決勝では敵陣へ効果的なキックを蹴りこんでいた。周りを生かすパスも含めて総合力の高さを感じる。突破力のある野中、中の両CTBを前に出すことができれば、勝機は広がる。

 攻守ともに全選手が手を抜くことなく献身的な働きをするのが国学院栃木の強みだ。ロック白石主将が初戦で脳振とうの疑いと診断され、今大会は出場できないことも全員でカバーしようという必死さ、ひたむきさが伝わる。倒れては起き、倒れては起きを繰り返し、それを60分間遂行できるチームだ。

 準決勝の桐蔭学園戦では40メートルのキックパスでトライを演出した2年生SO伊藤龍之介選手の存在が大きい。常に試合状況を理解し、その中で最善の手を打つことができる。決勝は当然、防御に費やす時間が多くなるだろう。ただ、そこは国学院栃木も得意分野。派手な打ち合いよりヒリヒリするようなディフェンス勝負からロースコアの展開に持ち込みたい。

 ◇吉本 大悟(よしもと・だいご)2004年(平16)3月25日生まれの17歳。小学生時代に京都西ラグビースクールで競技を始める。50メートル走6秒6。SO。1メートル82、92キロ。

 ◇伊藤 龍之介(いとう・りゅうのすけ)2004年(平16)11月20日生まれの17歳。小学生の時に藤沢ラグビースクールで競技を始め、中学時代は陸上部にも所属。兄・耕太郎さんはOBで明大2年。50メートル走6秒5。SO。1メートル69、74キロ。

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