ジョコ 豪州から入国拒否、17日開幕の全豪オープン出場白紙 外交問題化も

[ 2022年1月7日 05:30 ]

男子テニスのジョコビッチ(AP)
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 男子テニス世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチ(34=セルビア)がオーストラリアへの入国を拒否され、歴代単独最多21度目の4大大会制覇を狙うはずだった全豪オープン(17日からメルボルン)の出場が白紙となった。

 入国に必要な新型コロナウイルスワクチン接種を医学的理由から免除されたとして、ジョコビッチは5日深夜にメルボルンの空港に到着。しかし「入国条件を満たす書類を提出しなかった」として、国境警備隊にビザを取り消された。大会主催者はメルボルンがあるビクトリア州の2つの専門家委員会が免除を承認したと発表していたが、オーストラリアのモリソン首相は6日の会見で「接種免除は証明されなかった。特例はなく、ルールはルールだ」と話した。

 ジョコビッチの弁護団は6日、メルボルンの巡回裁判所に異議を申し立て、10日に審理が行われる予定。即日の強制送還こそ免れたが、空港で一晩足止めされたジョコビッチはドアの外で警官2人が常時監視する隔離ホテルに滞在中。セルビアのブチッチ大統領は「世界最高の選手に対する不当な扱い」と非難しており、外交問題に発展する可能性も出てきた。

 【ジョコビッチとコロナ経緯】

 ☆20年4月 ジョコビッチが新型コロナウイルスのワクチン接種に反対と個人的な見解を表明。

 ☆同年6月 コロナ下にもかかわらず地元ベオグラードで開催した慈善大会で感染者続出。世界中から批判される。

 ☆21年2月 全豪オープン3連覇を達成。

 ☆同年11月 全豪の大会責任者が選手のワクチン接種義務化を発表。

 ☆22年1月4日 ワクチン接種を免除されたとしてオーストラリアに向かうと表明。

 ☆同5日 ビクトリア州政府が特例で接種を免除したと発表。ところが、ジョコビッチがメルボルン空港に到着すると入国拒否される。

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