青学大が大会新で6度目V「箱根駅伝」往復平均27・3% 往路26・2% 復路28・4%

[ 2022年1月4日 09:22 ]

総合優勝を決め胴上げされる青学大アンカーの中倉
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 年始恒例の日本テレビ「第98回箱根駅伝」の平均世帯視聴率(ビデオリサーチ調べ、関東地区)は2日の往路(前7・50~後2・05)が26・2%、3日の復路(前7・50~後2・18)が28・4%、往復の平均が27・3%だったことが4日、分かった。

 往路は歴代21位、復路は歴代13位タイ、往復は歴代17位タイの数字だった。

 世帯視聴率は1987年第63回以降のデータで、昨年は2日の往路が31・0%、3日の復路が33・7%、往復の平均が32・3%で、往路、復路、往復平均とも、いずれも歴代最高だった。

 個人視聴率(1997年第73回以降のデータ)も往路15・9%、復路17・0%、往復16・5%。往路は歴代7位、復路は歴代5位、往復は歴代5位の数字だった。

昨年は往路18・4%、復路19・8%、往復19・1%で、いずれも歴代最高だった。

 世帯瞬間最高視聴率は往路で午後1時22分に記録した31・1%で、5区、青学大が2年ぶり往路優勝でフィニッシュする瞬間にマーク。復路は午前9時5分、同6分に記録した33・4%で、6区、東海大と11位法大が小田原中継所手前で熾烈なシード権争いを繰り広げ、9位で東洋大、10位東海大、11位法大の順にたすきリレーする場面だった。

 個人瞬間最高視聴率は往路で午後1時23分、同24分にマークした19・4%。5区、2位の帝京大のフィニッシュ直前からフィニッシュする場面で記録。復路では午前1時21分、同22分と記録した20・1%で、10区、青学大が圧倒的な強さを見せ、総合優勝でフィニッシュ、10区中倉、原監督を胴上げする場面だった。

 レースは、往路優勝した青学大が復路を新記録となる5時間21分36秒で制し、総合10時間43分42秒の大会新記録。2年ぶり6度目の総合優勝を果たした。2位に10分51秒以上の大差をつけたのは34年ぶりという圧勝劇だった。

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