坂本花織、SP79・23点に大喜び、五輪代表「優勝して一発で決めたい」

[ 2021年12月23日 20:22 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第1日>女子SP、演技の途中で笑顔を見せる坂本花織(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の代表最終選考会として行われ、女子ショートプログラム(SP)で坂本花織(シスメックス)が79・23点のハイスコアをマークした。

 11月のNHK杯後に体調を崩したが、この日のSPでは好演技を披露。ダブルアクセル、3回転ルッツ、フリップ―トーループの連続3回転を鮮やかに決めた。演技後はスマイル全開で、スコアを確認すると両手をくるくる回して大喜びだ。

 「ほんとにこの試合の1週前くらいから緊張がやばくて、NHK杯以上の緊張を感じていた」と言うが、「会場入りすると試合だなと気持ちが入って、緊張も試合に支障が出ない程度の緊張になっていった」と振り返った。

 18年平昌に続く、2大会連続の夢舞台へ。「4年前は運が良ければ入りたいくらいだったけど、今年は優勝して一発で決めたい気持ち。そこは4年前と全然違う。フリーもしっかり集中を最後まで切らさずに、パーフェクトにできたらいい」と頂点だけを見据えている。

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