17歳・河辺愛菜、3回転半着氷で74・27点「経験が力になった」逆転切符へ望み

[ 2021年12月23日 20:13 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第1日>女子SP、演技を終えガッツポーズをする河辺愛菜(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の代表最終選考会として行われ、女子ショートプログラム(SP)で17歳の河辺愛菜は74・27点だった。

 冒頭の大技3回転半を力強く着氷。ルッツ―トーループの連続3回転、3回転フリップも降り、笑顔でガッツポーズ。「グループ後半だとジャンプの感覚が変わるのが課題」とし「6分間であまりよくなかったので、良いジャンプをイメージして待っていた」と振り返る。それが奏功し「今大会で修正できた。自信につながった」と話した。

 11月のNHK杯では紀平の代役して出場し、準優勝を果たした。1カ月ぶりの有観客試合にも「NHK杯で経験していたからビックリすることなく自然にいけた。経験が力になった」と強調。初の五輪切符へ望みをつなぐSPだった。

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