女子フィギュア大混戦の北京五輪代表争い SP首位・坂本花織がリードも2~5位が1点差

[ 2021年12月23日 20:54 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1位 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第1日>女子SP、演技を終え笑顔を見せる坂本花織(撮影・小海途 良幹)
Photo By スポニチ

 北京五輪の代表最終選考会として行われ、女子ショートプログラム(SP)で坂本花織(シスメックス)が79・23点のハイスコアで首位発進した。

 2位は樋口新葉(明大)の74・66点、3位はトリプルアクセルを決めた河辺愛菜(木下アカデミー)で74・27点、4位に宮原知子(木下グループ)が73・76点、三原舞依(シスメックス)が73・66点で5位につけた。

 北京の枠は3で、25日のフリーを終えて優勝すれば代表に決定する。坂本は中止となったものの日本女子唯一のファイナル出場権、国際連盟の今季スコアも日本勢最上位という優位な立場。SP首位発進で、五輪代表を視界にとらえた。

 2位・樋口から5位の三原までは、わずか1点という大混戦。6位の松生理乃(中京大中京高)も72・31点をマークしている。全日本の表彰台も選考には重要な要素となるだけに、1つのミスが明暗を分けることになりそうだ。
 

続きを表示

この記事のフォト

2021年12月23日のニュース