三原舞依はSP73・66点、25日フリーへ「最後まで元気いっぱい滑りたい」

[ 2021年12月23日 20:05 ]

フィギュアスケート全日本選手権第1日 ( 2021年12月23日    さいたまスーパーアリーナ )

<全日本フィギュア第1日>女子SP、演技をする三原舞依(撮影・小海途 良幹)
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 北京五輪の代表最終選考会として行われ、女子ショートプログラム(SP)で三原舞依(シスメックス)は、73・66点をマークした。

 ブラウンを基調にした衣装に身を包み、全力で舞った。冒頭にダブルアクセルを決めると、ルッツ―トーループの連続3回転、3回転フリップも着氷。演技を終えると力強く両手を突き上げ、涙がにじんだ。

 国際連盟(ISU)公認の自己ベスト70・94点を上回るハイスコア。「点数的にも自己ベストが出て、先生から『良かった』と言ってもらえて、すごくうれしい。最後まで滑りきることができて、本当にうれしかった」と振り返った。

 4年前の全日本は5位で、平昌五輪の代表を逃した。19―20年シーズンは体調不良で休養したが、夢舞台を狙える位置で今大会を迎えた。

 北京出場枠「3」を争い、25日は運命のフリーを迎える。「レベルアップしたところを見せられるよう、最後まで元気いっぱい滑りたい」と意気込んだ。

 ▼白岩優奈(56・93点)「今シーズンは全日本に向けてのスタートが遅れた分、練習してきたから大丈夫と思えるような練習ができていなかった。そうなったのは自分のせい。せっかくの後半グループでの演技で恥ずかしい演技をしてしまったのは情けないけど、フリーに出られるのは良かった」

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