日本女子ソフトボールL 五輪でブレーク後藤希友がMVP!最多勝&ベストナインも獲得

[ 2021年11月8日 16:23 ]

ソフトボール・トヨタ自動車の後藤希友投手
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 日本ソフトボール協会は8日、「第54回日本女子ソフトボールリーグ」(スポーツニッポン新聞社後援)の個人賞および表彰選手を発表した。最高殊勲選手賞には、東京五輪金メダルメンバーでトヨタ自動車の後藤希友(20)が初めて選ばれた。シーズン9勝を挙げ、最多勝のタイトルも獲得し、ベストナインにも輝いた。

 20歳左腕の後藤は3年目の今季、18試合に登板し9勝3敗、防御率0・83をマーク。7日に行われた決勝トーナメントでは3位決定戦で先発し、Honda打線を相手に4回無安打無失点、1四球9奪三振の快投を披露した。

 今夏の東京五輪でも大ブレークした。決勝の米国戦も含め、6試合に救援登板し、10回2/3を投げて、22奪三振。日本のエース・上野とともに頂点に立った。

 リーグ3連覇を達成したビックカメラ高崎からは、浜村ゆかりが防御率0・65で最優秀防御率、市口侑果(ビックカメラ高崎)が19打点で打点王に輝いた。

 そのほか、山田恵里(デンソー)が打率・361で首位打者、中溝優生(太陽誘電)が8本で本塁打王で、盗塁王は17盗塁の小林美沙紀(シオノギ製薬)が獲得。戸田中央総合病院のジョーダン・テーラーも9勝で、後藤ともに最多勝となった。

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2021年11月8日のニュース