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“秋女”古江彩佳がV 直近4戦で3勝 逆転賞金女王いける!トップ稲見に397万円差2位で残り3戦

[ 2021年11月8日 05:30 ]

女子ゴルフツアー TOTOジャパンクラシック最終日 ( 2021年11月7日    滋賀県 瀬田GC北C=6616ヤード、パー72 )

優勝トロフィーを手に笑顔の古江(撮影・成瀬 徹)
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 賞金ランク2位の古江彩佳(21=富士通)が単独首位から出て3バーディー、ボギーなしの69で回り通算16アンダーで逃げ切り大会初優勝を飾った。今季6勝目。宮里藍の19歳330日に次ぐ史上2位の年少記録となる21歳164日で通算7勝に到達した。最近4戦で3勝を挙げ、一時は7200万円以上あった賞金ランク1位の稲見萌寧(22=都築電気)との差を約397万円まで縮めて、大逆転での賞金女王を視界に捉えた。

 短いウイニングパットを淡々と沈めた古江の顔に柔らかな笑みが広がった。「最後まで安心できなかったけど、優勝で終われて良かった。ジュニアの頃に見に来たコースで優勝できてうれしい」。

 滝川二高3年時の18年に西村優菜とこの大会を観戦し海外勢のプレーに衝撃を受けた。コロナ禍で日本ツアーの単独開催になったが、憧れの舞台で勝てた喜びは格別だった。

 2打差の首位でティーオフ。無理にピンを狙わず、グリーン中央で上りのパットが打てるエリアに乗せて2パットで収める安全運転に終始した。2番で3メートルを沈めてバーディー先行。6番でも3メートルの好機を生かし、16番で4メートルのバーディーパットを決めると、誰も付いて来られなくなった。

 フェアウエーキープ率100%、パーオン率88・89%で2日連続のボギーなし。「ボギーを叩かない隙のないゴルフをしたいと思っていた」。今季6勝のうち5勝が逃げ切り。逃げ方を心得ていた。

 全7勝を9~11月に挙げた“秋女”は今秋も最近4戦で3勝(3位1回)と破竹の勢い。好調の要因をたどると、今夏の欧州遠征に行き着く。米ツアー自己最高の4位に入ったエビアン選手権の最終日。同組だった優勝者ミンジ・リー(オーストラリア)のパーを重ねる堅実なゴルフが脳裏に焼き付いた。「バーディーを取ることも大事だけど、パーセーブが大事だと思わせてくれた」。自身のプレースタイルへの迷いもなくなった。

 優勝賞金3300万円を獲得し、9月の住友生命レディース東海クラシック終了時に7248万4074円あった賞金ランク1位・稲見との差を396万8474円に詰めた。

 次戦の伊藤園レディースと翌週の大王製紙エリエール・レディースは前回覇者として臨む。最終戦ツアー選手権リコー杯も昨年2位で「いいイメージはある」。残り3試合での逆転も十分狙える。

 「差がついている時はもう無理なのかなと思っていたので、ここまで来られたのはうれしい。これで満足しないようにベストを尽くしたい」。上田桃子(21歳156日)に次ぐ史上2位(21歳185日)の年少賞金女王へ気を緩めるつもりはない。

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