2大関ともに8勝7敗 正代、終盤4連敗…勝ち越し後の「相撲が駄目」貴景勝「つかめている」

[ 2021年9月27日 05:30 ]

大相撲秋場所千秋楽 ( 2021年9月26日    両国国技館 )

照ノ富士(手前)の攻めを受ける正代
Photo By 共同

 2大関は、ともに8勝7敗とふがいない成績で終えた。正代は結びの一番で照ノ富士に完敗した。優勝争いに加わった平幕の阿武咲と妙義龍にも屈するなど、終盤に4連敗。「11日目での勝ち越しは良かったが、その後の相撲が駄目だった」と失速を悔やんだ。

 貴景勝は12日目にカド番を脱してからは、勢いを取り戻した立ち合いの当たりが再び影を潜め、一度も白星を重ねられなかった。優勝2度で、復調が待たれる大関は「毎場所、いろいろなものをつかめていると思うので生かしていきたい」と巻き返しを期す。2大関の低調な成績が原因で、今場所はついに実現しなかった大関同士の取組。その意味を問い直すことから、復活は始まる。

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2021年9月27日のニュース