横綱・白鵬が引退へ 史上最多45度の優勝 右膝回復遅れ 1位記録数々

[ 2021年9月27日 08:12 ]

横綱・白鵬
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 大相撲で史上最多の優勝45回を誇り、長く第一人者として活躍した第69代横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=が現役引退の意向を固めたことが27日、関係者の話で分かった。通算1187勝、幕内1093勝など数々の史上1位記録を樹立した大横綱が、ついに土俵を去ることになった。

 宮城野部屋付きの親方として後進を指導する意思を持っている。近く引退届を日本相撲協会に提出するなど、具体的な手続きに入る見通し。

 白鵬は右膝のけがや新型コロナウイルス感染で昨年7月場所から6場所連続休場。進退を懸けた今年7月の名古屋場所では15戦全勝で復活優勝を遂げた。しかし関係者によると、右膝の回復が遅れ、進退について熟慮していたという。26日が千秋楽だった秋場所は、宮城野部屋に新型コロナウイルス感染者が出たため全休していた。

 2001年春場所初土俵。右四つでの寄りや投げなど多彩な攻めを武器にスピード出世を果たした。新大関の06年夏場所で初優勝。07年夏場所後に昭和以降3番目に若い22歳2カ月で横綱に昇進し、15年にわたって史上最長の84場所在位。10年には史上2位の63連勝をマークした。

 優れた成績を残す一方、19年3月の春場所千秋楽で、優勝インタビューの最後に観客とともに三本締めをしてけん責処分を受けるなど、言動が批判を浴びることもあった。

 19年9月に日本国籍を取得し、引退後に親方として相撲協会に残る資格を得た。休場増で昨年11月場所後、横綱審議委員会から引退勧告に次ぐ重さの「注意」の決議を受けたが、今年の名古屋場所後に解除された。初土俵から122場所の通算成績は、1187勝247敗253休だった。

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