バレー男子・中垣内祐一氏 Vリーグ堺の部長に就任「古豪ブレイザーズ復活へ」

[ 2021年9月27日 11:45 ]

中垣内祐一氏
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バレーボール男子日本代表の監督として東京五輪8強入りに導いた中垣内祐一氏(53)が、10月1日付でVリーグ男子1部・堺の部長に就任することが27日、分かった。堺の公式サイトで発表された。

 中垣内氏が古巣に帰ってきた。堺では現役時代を過ごし、引退後は監督として05年にリーグ優勝。16~17年シーズンで部長を務めた後、日本代表の監督に就任した。今月19日まで行われていたアジア選手権では準V。決勝後の会見で、自ら「今月(9月)末で任期満了ということで退任になる」と勇退する意向を示していた。

 今回は4年半ぶりの古巣復帰で、チームを通して「これまでの様々な経験を基に、古豪ブレイザーズ復活への一助となるべく業務に邁進したい」と決意を新たにした。

 ◆中垣内 祐一(なかがいち・ゆういち)1967年(昭42)11月2日生まれ、福井県福井市出身の53歳。筑波大在学中の89年に日本代表初選出。92年バルセロナ五輪などに出場し、94年には日本代表主将を務めた。04年に現役引退後は、堺ブレイザーズ監督などを経て、17年4月から日本代表の監督として指揮を執った。現役時代のポジションはオポジット。愛称は「ガイチ」。

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2021年9月27日のニュース