2週遅れで関東大学リーグ戦1部開幕!日大“突貫工事”で白星発進 コロナ感染で3週間活動停止も

[ 2021年9月27日 05:30 ]

ラグビー関東大学リーグ戦1部   日大50ー22中大 ( 2021年9月26日    熊谷B )

<日大・中大>後半1分、トゥポウがコーナーに飛び込んでトライを決める(撮影・篠原 岳夫)
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 複数チームに新型コロナウイルス感染症のクラスターが発生し、当初予定より2週間遅れで開幕したリーグ戦1部は4試合が行われ、日大は50―22で中大に快勝した。4連覇を目指す東海大も関東学院大を57―5で退け白星発進。また対抗戦Aグループでは筑波大が慶大を34―12で下し、同カード3季連続の勝利となった。

 日大は7月30日に最初の陽性者が出て、その後3週間は完全に活動停止。練習再開は2日、80分間の対外試合は7月上旬以来という“突貫工事”で初戦に臨んだが、計8トライを奪って白星スタート。中野克己監督は「合宿も行けず、ようやく80分通して試合ができたことに喜びを感じる。後半は夏に練習できていないことで粗さが出た」と話した。

 春シーズン後にフランカーからフッカーに転向した井上風雅(2年)が出色の出来だった。身のこなしと力強さを生かして3トライを挙げ、ラインアウトのスローイングも安定。後半は「(疲れて)消えていた」と笑った指揮官も、「前半はいいところが出た。今後もチームを引っ張るプレーを期待している」と話した。

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2021年9月27日のニュース