BMX・大池水杜 全日本2位も納得「ミスったことは仕方ない」 東京五輪後初戦、パリへ再出発誓う

[ 2021年9月19日 18:17 ]

自転車BMXフリースタイル全日本選手権第2日 ( 2021年9月19日    岡山市・旧内山下小学校 )

2位の大池(奥)は初優勝した内藤を称える
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 五輪種目パークのエリート女子決勝に出場した東京五輪7位の大池水杜(みなと、ビザビ)は2本目の試技でマークした58・67点で準優勝だった。60・00点を出して初優勝した内藤寧々(第一学院高)に敗れ「自分がミスったことは仕方ない。実力不足だと思う」と話した。

 東京五輪後の初戦。1回目の試技で後方宙返りで転倒したため26・00点と得点を伸ばせず。2回目は小技を組み込みながらの横1回転「360(スリーシックスティ)」の着地が乱れたが、後方宙返りなどを成功させて得点を伸ばしたが、内藤におよばなかった。

 今後の目標については「パリ五輪が3年後に控えている。それに向けて、もっともっとプラスアルファで技を入れないといけない」と成長を見据え「日本女子が出られるように寧々と一緒にポイントを取って、出場枠を取って、その上でどっちが上か。自分は負ける気もない。パリでは東京と違うライディングできれば」と語った。

 練習拠点のある岡山での大会。「こういう場をつくってもらって感謝しかない」と話した。五輪種目となったことでBMXの盛り上がりも感じており「五輪の効果は実感してないけど、SNS通じてたくさんの人がコメントをくれて、日本でマイナースポーツのBMXを多くの人に知ってもらえた」と語った。大池を抑えて全日本女王となった内藤は「念願のエリートクラスで優勝できてうれしい」と実感を込めた。

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2021年9月19日のニュース