松村千・谷田組が連勝発進 全農混合ダブルス日本代表決定戦第1日

[ 2021年9月19日 05:30 ]

カーリング全農混合ダブルス日本代表決定戦第1日 ( 2021年9月18日    北海道稚内市みどりスポーツパーク )

1次リーグ、吉田夕梨花(奥右)、松村雄太(同左)組との対戦の第1エンド、指示を出す松村千秋(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 22年北京五輪に向けた国内選考が開幕し、1次リーグで松村千秋(28=中部電力)谷田康真(27=コンサドーレ)組が、連勝発進した。2試合目は吉田夕梨花(28=ロコ・ソラーレ)松村雄太(31=コンサドーレ)組に9―2で圧勝。松村千は兄・雄太との“兄妹対決”を制した。3ペアによる2回戦総当たりの1次リーグを19日も行い、1、2位が20日の決定戦に進む。

 “松村兄妹対決”は、妹の千秋に軍配が上がった。1試合目で竹田夫妻を下した約2時間後、2月の日本選手権決勝では2―10で敗れた兄・雄太と吉田のペアと再戦。不利な先攻の第2、3エンドにともに3点スチールして8―0とすると、第6エンド終了で相手をギブアップに追い込んだ。

 千秋が「思うようなゲーム運びができた。初日としては上出来」と言えば、パートナーの谷田も「最後までいいところに投げられた」と胸を張る。雄太が所属するコンサドーレは北京最終予選に臨む日本代表だが、千秋の中部電力は五輪への道が断たれただけに、混合ダブルスは譲れない。19、20日と続く決定戦で兄を倒して、夢舞台への道を切り開く。

続きを表示

2021年9月19日のニュース