西村優菜が逆転で今季3勝目　15位から大会レコードタイ「63」の猛チャージ

女子ゴルフツアー　住友生命レディース東海クラシック最終日 （ 2021年9月19日    愛知県　新南愛知CC美浜C＝6502ヤード、パー72 ）

＜住友生命レディース最終日＞16番、もう少しでホールインワンに笑顔のこぼれる西村優菜（撮影・井垣　忠夫）
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　最終ラウンドが行われ、5打差15位から出たミレニアム世代の西村優菜（21＝スターツ）が9バーディー、ボギーなしで大会レコードタイとなる63をマーク。通算10アンダーに伸ばし、逆転で今季3勝目を飾った。優勝賞金1350万円を獲得。賞金ランキングは4位から世代トップの3位に浮上した。

　2打差の通算8アンダー2位には植竹希望（23＝サーフビバレッジ）と大里桃子（23＝伊藤園）の黄金世代2人。植竹は通算10アンダーの首位に並び最終18番を迎えたが、痛恨のダブルボギーを叩いてツアー初優勝を逃した。渋野日向子（22＝サントリー）は68で回り通算6アンダーの4位、前週のメジャーを制した稲見萌寧（22＝都築電気）は71で通算4アンダーの13位で終えた。

　大会は台風14号による悪天候のため、前日18日に予定されていた第2ラウンドが中止。競技は36ホールに短縮され、規定により賞金加算額は75％（賞金総額7500万円、優勝賞金1350万円）となる。