松山、2日連続69で17位浮上 首位と6打差「伸ばさないとチャンスない」

[ 2021年9月19日 05:30 ]

米男子ゴルフツアー フォーティネット選手権第2日 ( 2021年9月17日    カリフォルニア州 シルベラードリゾート=7123ヤード、パー72 )

第2ラウンド、15番でラインを読む松山英樹(共同)
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 新シーズン開幕戦の第2ラウンドが行われ、24位から出た松山英樹(29=LEXUS)は4バーディー、1ボギーで2日連続の69で回り通算6アンダーの17位に浮上した。首位とは6打差。64と伸ばしたマーベリック・マクニーリー(25=米国)が通算12アンダーで単独首位。世界ランキング1位のジョン・ラーム(26=スペイン)は予選落ちした。

 最終9番で2メートルのバーディーパットを外した松山は大きく息を吐いた。「パッティングがなかなか思うように入ってくれなかったので、流れに乗れないという感じ」。それでも総合力で連日の69とスコアを伸ばし、上位グループをきっちりとキープした。

 初日よりショットの精細を欠いたが、「安定してプレーできた」と小技でカバー。いずれもパー5の前半16番でバンカーから寄せると、18番ではグリーン奥の深いラフからピンそば30センチにつけてバーディーを奪った。

 チャンスを決めきれない場面もあり、グリーン上を課題に挙げる。エースのピン型でなく、マレット型のパターを使う今大会。「グリーン上が思うようにいかないのが苦しい」というが、パット数は「33」から「27」に改善。第1日より「ミスは減っている」と、好転の兆しはある。

 首位とは6打差。「伸ばさないとチャンスはない」と松山。ムービングデーをにらみ、練習場へと向かった。

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2021年9月19日のニュース