立命大が3シーズンぶりの開幕星 大器の木田晴斗が後半に本領発揮

[ 2021年9月19日 15:00 ]

ムロオ関西大学ラグビーAリーグ   立命大43―24関学大 ( 2021年9月19日    大阪市・ヤンマースタジアム長居 )

<立命大・関学大>前半、突進する立命大・吉本(中央)(撮影・坂田 高浩)
Photo By スポニチ

 立命大が3季ぶりに開幕戦で勝利をした。試合開始早々にPGで先制されたものの、ラインアウトからのモールトライですぐさま逆転。その後は、フィジカルの強さを生かして、関学大にグイグイ食い込んで前進を重ねた。

 連続攻撃で20分すぎにゴール前に侵入すると、最後はSH北村が持ち出して追加点のトライ。GKも決まって12―3。前半を22―10で折り返すと、後半はリーグの目玉選手、CTB木田晴斗主将が力強いランで相手を引きつけてチャンスを拡大した。アタックに勢いがあり、終始優勢に試合を進めて計6トライ。ボーナス点付きの勝利で勝ち点5を獲得した。

 8月に就任した鬼束新ヘッドコーチは「ターゲットを絞って集中した結果だと思う。得意とするところを明確にした」と、短い期間でチームを仕上げた。前に出るディフェンスと密集への激しい絡みで、難敵撃破へと導いた。

続きを表示

2021年9月19日のニュース