バレー男子日本代表、アジア頂点ならず…前回覇者イランにストレート負け

[ 2021年9月19日 20:01 ]

バレーボール 男子アジア選手権   日本0―3イラン ( 2021年9月19日    千葉ポートアリーナ )

 日本―イラン 第1セット、スパイクを決める石川=千葉ポートアリーナ
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 決勝が行われ、2017年以来2大会ぶり10度目の優勝を狙った日本は前回覇者のイランに0―3とストレート負けを喫し、準優勝に終わった。序盤からサーブや守備でミスが目立つなど、終始追いかける展開。絶対的エースで主将の石川祐希(25=ミラノ)を筆頭に22歳の宮浦健人(ジェイテクト)、チーム最年少の高橋藍(20=日体大)らが得点を重ねるも力及ばなかった。3位決定戦は中国が台湾を3―0で下した。

 日本は流れを変えることができなかった。第1セットはジュースの末に25―27で接戦を落とすスタート。相手オポジット(セッター対角)のザベル・カゼミらによる力強い攻撃に屈し、第2セットは22―25、第3セットは両軍の意地がぶつかってジュースまでもつれたが最後は29―31で力尽きた。

 8強入りした東京五輪から、約1カ月後にスタートした今大会。石川や高橋は「アジアで勝たないと世界では勝てない」と優勝だけを見据えていたが、頂点には届かなかった。

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