IPC会長 パラリンピックのバブル方式に自信 「コロナ対策が最優先課題」

[ 2021年8月22日 05:30 ]

インタビューに答えるIPCのパーソンズ会長
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 国際パラリンピック委員会(IPC)のアンドルー・パーソンズ会長(44)が21日、都内で共同通信の取材に応じ、新型コロナウイルスの感染再拡大で全会場が原則無観客となった東京パラリンピック(24日開幕)について「コロナ対策を十分機能させることが最優先課題で大会成功の鍵となる」と外部と接触を遮断するバブル方式に自信を示した。

 パンデミック下での開催を「史上最も重要な大会」と位置付け「東京モデル」として対策を今後に引き継ぐ重要性を指摘。全国で拡大する感染状況に「不安や怒りが渦巻くことは理解できる」とし、大会期間中に選手らに陽性者が出ても迅速な隔離でクラスターを起こさないことが最も重要と説明。緊急事態があれば政府や大会組織委員会との4者協議で対応するとした。

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