渋野は72で通算4アンダー　前半伸ばすも後半4連続ボギーで後退　女子ゴルフAIG全英女子オープン

米女子ゴルフツアーAIG全英女子オープン第3日 （ 2021年8月21日    スコットランド　カーヌスティ・リンクス＝6850ヤード、パー72 ）

一時は首位に立った渋野だったが、後半に崩れた（AP）
Photo By ＡＰ

　12位から出た19年大会覇者の渋野日向子（22＝サントリー）は4バーディー、4ボギーの72で回り通算4アンダーで第3ラウンドを終えた。

　1番は2メートルにつけてバーディー発進。3番で2・5メートルにつけて2つ目のバーディー。パー5の6番ではグリーン右のラフからの3打目を1・5メートルに寄せると、下りのバーディーパットを沈めて一時は単独首位に浮上した。

　初の海外遠征だった19年大会は第2ラウンドを終え3打差の2位。第3ラウンドで67の好スコアをマークして2打リードの首位に立ち最終ラウンドは1打差で競り勝ちメジャー初優勝を飾った。

　それ以来2年ぶりの決勝ラウンド。スコアが大きく動くムービングデーに向けて「しっかりスコアを伸ばしていけたら」と話していた通り、序盤からバーディーを重ねた。

　しかし雨が強くなった後半に崩れた。13番パー3で1打目をグリーン左に外し、バンカー越えのアプローチがピンを大きくオーバーしてボギー。14番と15番はバンカーにつかまり、16番でも落とし4連続ボギーで後退した。

　それでも難しい17番で3メートルのチャンスを生かして1つ取り返し、通算4アンダーでホールアウトした。