聖子会長「五輪の経験生かして史上最高のパラリンピックに」 聖火リレー応援イベント

[ 2021年8月22日 05:30 ]

応援イベントに参加した(左から)みやぞん、LIXIL・瀬戸欣哉取締役代表執行役社長 兼CEO、「チームリクシル」 聖火ランナーの土居夢佳さん、齋藤暖太さん、眞野雄輝さん、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 橋本聖子会長、東京2020聖火リレー公式アンバサダー 田口亜希さん、あらぽん
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 「LIXIL 東京2020パラリンピック聖火リレー応援イベント」が21日、オンラインで行われた。組織委員会の橋本聖子会長(56)は「五輪の経験を生かして、史上最高のパラリンピック大会にするよう、全力で頑張ってまいります」と誓った。20日には東京・元赤坂の迎賓館で集火式が開かれ聖火が一つに。24日に開会式が行われ、翌25日から競技がスタートする。

 聖火リレー公式アンバサダーで、パラリンピックに射撃で3大会連続出場した田口亜希さんも参加。パラの魅力を「選手がそれぞれ持っている力、体を最大限に生かしてトップオブトップを目指している姿を見ていただければ、何か感じることができる」と語った。ゲストで登場した「チームリクシル」応援団長のお笑いコンビ「ANZEN漫才」は、聖火ランナーたちへ、応援ソングを披露した。

 ≪17年からスポーツ義足の体験授業≫イベントを主催したLIXILは17年4月から全国の小学5、6年生を対象に「ユニバーサル・ラン(スポーツ義足体験授業)」を実施。これまで延べ238校、約1万7000人が参加した。「スポーツ義足の体験」と「座学」を通じ、義足の難しさを体験するとともに、子供たちに「多様性の尊重」を理解してもらう活動を展開している。同授業の参加者で、「チーム リクシル」聖火ランナーに選ばれた土居夢佳さんは「自分が(授業で)習ったことや、ほかのいろいろな人の気持ちをつなげたい」、齋藤暖太(はるた)さんは「バネ義足を履いてしっかり走りたい」と意気込みを語った。

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2021年8月22日のニュース