重大なコンプライアンス違反 パラアーチェリーの長谷川が出場辞退 無断で他人の弓具に触れる

[ 2021年8月22日 05:30 ]

長谷川貴大
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 日本身体障害者アーチェリー連盟は21日、東京パラリンピック(24日開幕)の代表メンバーに重大なコンプライアンス違反があったとして当該選手がパラリンピック出場を辞退すると発表した。

 関係者によると、選手は男子リカーブ個人の長谷川貴大(32=日本テレビ)で「許可なく他人の弓具に触れてはならない」とする安全規定に違反。代替選手の出場はないという。同連盟は他の競技者が所有する複数の弓に長谷川が触れる行為が7月下旬にあったと認定。「ケガおよび暴発による事故を招きかねない重大な行為」と指摘し、選手が反省して出場辞退を申し出たという。

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