東京五輪銀メダルの稲見 粘り強いゴルフで首位をキープ

[ 2021年8月22日 12:34 ]

稲見萌寧(撮影・村上 大輔)
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 女子ゴルフのCATレディース(賞金総額6000万円、優勝賞金1080万円)は21日、神奈川県箱根町の大箱根CC(6638ヤード、パー72)で最終の第3ラウンドを行った。

 グリーン上の球が動くほどの強風の中、首位でスタートした東京五輪銀メダリストの稲見萌寧(22=都築電気)は前半のアウトを2バーディー、1ボギーの35にまとめ、通算11アンダーで依然、首位をキープしている。4番パー4(407ヤード)では第2打をピン左1・5メートルに付けてバーディー。9番パー5(532ヤード)では第1打を左の池に打ち込みながらボギーにとどめるなど粘り強いゴルフを続けている。

 首位に1打差の2位からスタートした高橋彩華(23=東芝)は前半のアウトで1バーディー、1ボギー、1ダブルボギーの38とスコアを落とし、通算7アンダーの3位に後退。黄金世代10人目となる念願のツアー初優勝へ稲見との差は4打に開いた。

 首位に2打差の3位からスタートした吉田優利(21=エプソン)は4番まで3ボギーを叩くなど序盤でつまずき、通算6アンダーの4位に後退。首位に4打差の5位からスタートした賞金ランキング1位・小祝さくら(23=ニトリ)は10番を終わって首位と5打差の通算6アンダー、4位にいる。

 首位に4打差の5位からスタートした黄金世代の臼井麗香(22=ディライトワークス)が10番までに2つスコアを伸ばし、通算8アンダーの2位に浮上している。

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2021年8月22日のニュース