5月50歳“新人”阿原がシニア初Vへ前進!首位浮上

[ 2021年8月22日 05:30 ]

男子シニアゴルフツアー ファンケル・クラシック第2日 ( 2021年8月21日    静岡県裾野市 裾野CC=7040ヤード、パー72 )

首位に躍り出た阿原(C)PGA
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 9位から出た阿原久夫(50=Golf ZONE Hesaka)がこの日のベストスコア66で回り、通算8アンダーで首位に躍り出た。5月に50歳になったばかり。シニアツアー5戦目で初優勝のチャンスを迎えた。トップは崎山武志(58=アビバホールディングス)、伊沢利光(53=フリー)、田村尚之(57=ダイクレ)の4人となった。

 “新人”の阿原が気持ち良くスコアを伸ばした。2番からの3連続を含む6バーディー。「奥田(靖己)さん、原川(光則)さんと回って、流れよくできました」と充実感を漂わせた。6月のシニアデビューから5戦目。「感謝の気持ちをどう伝えるか」ということに戸惑っていたが、奥田から積極的にガッツポーズをするように求められて実践。「シニアになじむことを教えてもらいました」と初々しく振り返った。趣味は登山。「頂は登ってみないと分からない。登ってみたい」とレギュラーツアーで成し遂げられなかった優勝を見据えた。

 ≪崎山納得の出来≫スコアを5つ伸ばした崎山は「ショットは昨日より良かった」と納得のラウンドだ。ここ数年は持病の腰痛によりスイングに不安を抱えていたが、インパクト重視ではなく体全体を回すスイングに変えたことで復調。この日はパーオンを逃したのが1ホールだけだった。初日4位から浮上し「このスイングを通していきたい。あとはパッティングがしっかり読めれば」と18年ホームテックカップ以来のシニアツアー8勝目を狙っていく。

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2021年8月22日のニュース