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内藤雄士&野田すみれ【90切りからのステップアップ】第3回 ドライバーショットを安定させる簡単ドリル

[ 2021年7月16日 12:00 ]

「90切りからのステップアップレッスン③」に挑む野田すみれ
Photo By スポニチ

 今回のテーマはドライバーショットを安定させる方法です。野田すみれさんはインサイドからクラブを下ろし、ボールの下からあおり打つのが悩みです。それでは方向性が安定せず飛距離もロスします。内藤雄士コーチによれば、最近はアベレージゴルファーにも多く見られる傾向だそうです。理由は1Wのヘッドの大型化と長尺シャフト。ドライバーショットが安定しない人は、野田さんと一緒にあおり打ち矯正ドリルを行いましょう。

 内藤 野田さんのスイングを見ると、どうしてもインサイドからクラブが下りてきて、ボールの下からあおり打つ傾向が強いようですね。

 野田 そうなんです。最近はその傾向がさらに強まっている気がして…。

 内藤 インサイドからクラブを下ろしてあおり打つ動きは、インパクト以降に左肩が上がる動きとセットなんです。つまり、左肩を上がる動きを抑えることができれば、クラブは正しいスイングプレーンに沿って下りてきますよ。

 野田 ということは、私の場合は左肩が上がっているわけですね?

 内藤 はい。そこでお勧めなのが、クロスハンドグリップでボールを打つドリルです。通常はアドレスしたときに右手が低い位置にきますが、左手が低い位置にくるように握ります。その握りのまま、右腰から左腰までの振り幅でボールを打ってみましょう。20ヤードぐらい飛べば十分です。

 野田 あれっ、うまく当たらない!

 内藤 普通に握って打つ分にはうまいのに、クロスハンドにした途端、ボールの手前をダフりましたね(笑)。バックスイングとダウンスイングで背骨に対して肩を90度回すことができれば、ボールをきれいにとらえられますよ。野田さんはあおり打つ癖があるので、左肩が上がってしまうようですね。その結果、フェースの芯を外してしまうようです。まずはクロスハンドグリップでもフェースの芯でボールをとらえるように練習しましょう。

 野田 簡単そうに感じるけど難しいですね。

 内藤 徐々に良くなっていますよ。インパクト後は左肩を首の付け根よりも後ろに持ってくるイメージで振りましょう、肩を水平に回す感じです。それができたら左腰の高さにクラブが来たところで一度動きを止めます。そこで左右の手を入れ替えて、通常のグリップでクラブを握って下さい。そこからスイングを再開してフィニッシュまで振り抜くと、今までよりも低い位置に左肩が収まります。左肩が上がらないので、あおり打ちを防げるようになります。

 野田 確かに左肩が上がらなくなったような気がします。

 内藤 ラウンド中にあおり打ちをしていると感じたら、先ほどのドリルを行いましょう。クラブを振れなくても、クロスハンドに構えるだけで、左肩が上がることを防げます。そのまま左肩の位置をできるだけ変えずに通常のグリップに戻します。

 野田 アドレスがかなり変わった感じです!

 内藤 実際のスイングでも左肩を首の後ろに持ってくるように肩を回すと、ボールをフェースの芯でとらえる確率が高くなります。アベレージゴルファーもフックボールやプッシュアウトが出る人にはこのドリルがお勧めです。

 (取材協力=ハイランドセンター)


 ◆内藤 雄士(ないとう・ゆうじ)1969年(昭44)9月18日生まれ、東京都出身の51歳。日大ゴルフ部出身。米サンディエゴアカデミーなどで最新のスイング理論を学び、98年からプロを教えるプロコーチとして活躍。丸山茂樹の米ツアー優勝に貢献し、矢野東、谷原秀人ら多くのトッププロを指導。

 ◆野田 すみれ(のだ・すみれ)1999年(平11)2月8日生まれ、東京都出身の22歳。日本女子大卒。3歳でゴルフを始め世界ジュニアの日本代表に10年から3度選出。11年にハワイ・パールオープン・ジュニアで優勝。1メートル57。

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