東京パラ・トライアスロン代表に谷真海、土田和歌子ら6人内定

[ 2021年7月9日 05:30 ]

 谷真海(左)と土田和歌子
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 日本トライアスロン連合は8日、東京パラリンピック代表内定選手6人を発表し、女子は陸上から転向した運動機能障がいPTS5の谷真海(39=サントリー)、夏冬合わせて8度目の出場となる車いすの土田和歌子(46=八千代工業)が入った。ともにトライアスロンでは初出場となる。

 陸上の走り幅跳びで3度のパラ出場経験がある谷は、13年のIOC総会で五輪、パラ招致の最終プレゼンテーションに登壇して招致実現に貢献。日本連合を通じ「難しい状況下での大会になるが、与えられた環境に感謝しながら精いっぱい頑張りたい」とコメントした。

 冬季アイススレッジスピードレース、陸上5000メートルで金メダルを獲得した土田は3競技目のパラ出場。二刀流で目指した車いすマラソンでは代表を決められなかっただけに、トライアスロンに懸ける思いは強い。日本代表の富川理充チームリーダーは「精鋭が集まった。複数メダル、その中で一つでも金色に輝くものが獲得できれば」と目標を掲げた。

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