一時代を築いたマットブラックのパターが約20年ぶりに復活!

[ 2021年7月9日 05:30 ]

DFXパター「#1」
Photo By 提供写真

 オデッセイの「DFXパター」が新たに発売中。2000年代に人気を博したシリーズで、当時は斬新だったマットブラックのヘッドはそのままに、フェースインサートには軟らかい素材を採用。ソフトな打感と心地よい打球音がマッチし、タッチが合わせやすい仕上がりとなって復活した。

 初代モデルが発売されたのは03年。当時、シルバーのヘッドに白いインサートの「WHITEHOT(ホワイトホット)パター」が大ヒットしている中で、対照的なカラーリングであるブラックのパターはツアープロでも愛用する選手が多く、一躍話題となった。

 そのスタイルは新作も同様。インサートのヒール側とソールに入れられたロゴデザインもほとんど同じで、懐かしさすら覚える。ただ、仕様は大きく異なっている。

 顕著な違いはフェースインサートだ。初代は硬めのフィーリングを求めるプレーヤーのためにソリッドな打感となるように開発されたが、今回のインサートは真逆で、素材にはオデッセイ史上もっともソフトなものが採用されている。

 ソフトな打感から放たれる打球音は、ややしっかりとした心地良い高さになっており、それが気持ちのいいインパクトにつながっている。パッティングの力加減と実際の打感、打球音にずれがなければ、タッチも合わせやすくなる。

 ヘッド形状はバリエーションが豊富で、ブレードの「#1」、ブレードで幅が広めの「DOUBLE WIDE」、オデッセイの伝統的マレットである「ROSSIE」、ツノ型の「#7」、長く人気を誇る「2-BALL」の5タイプ。価格はいずれも税込み1万9800円。長さは全てのモデルに33、34インチを設定しつつ、「DOUBLE WIDE」と「2-BALL」には32インチも用意。男女を問わず、全てのゴルファーの好みに対応するラインアップとなっている。

 グリップには「DFX Pistolグリップ」を採用。適度な太さと柔らかさによりフィット感が増しており、ストローク中に手の中でグリップが動いたりすることがなく、しっかりと打ち切れる。

 初代を使ったことのある方もそうでない方も、試してみる価値のあるパターだ。

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2021年7月9日のニュース