アーチェリー古川 無観客開催の五輪も、会場に宿るパワーを力に

[ 2021年7月9日 13:49 ]

古川高晴
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 アーチェリーの東京五輪代表、古川高晴(36=近大職)が9日、オンラインで行われた近大の東京2020壮行会に出席、五輪の無観客開催についての思いを語った。

 青森県出身で、両親らが観戦予定だった夢舞台。「両親とはまだ話をしていないが、多分ショックを受けていると思う」とまずは思いやった。その上で、先日、五輪会場を視察したことに触れ、「会場に立った時に、凄くたくさんの方が携わってできた会場だと思った。会場自体にパワーがあると感じた。たくさんのパワーを受けてプレーすることにわくわくしている」と見えない力を感じたという。

 古川は東京五輪で5大会連続出場。ロンドン五輪で銀メダルを獲得した頼れるベテランは「何か一つのことに集中して取り組むことの素晴らしさを伝えたい」とアーチェリーの持つ魅力を伝える意気込みだ。

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2021年7月9日のニュース