19歳・橋本大輝がNHK杯制して東京五輪切符、2位・萱和磨も代表に

[ 2021年5月16日 14:48 ]

体操・NHK杯最終日 ( 2021年5月16日    長野市ビッグハット )

橋本大輝
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 4月の全日本選手権の得点を持ち点とし、男子個人総合で争われ、全日本を制した橋本大輝(順大)が合計259・530点で初優勝を飾り、東京五輪の代表に決定した。2位の萱和磨(セントラルスポーツ)も五輪切符を獲得した。

 橋本は2種目目のあん馬を大きなミスなく乗り切ると、4種目目の跳馬では「ロペス」の着地を止めた。平行棒で着地が大きく乱れたが、最後の鉄棒も何とか乗り切った。

 残り2人の団体メンバーは6月の全日本種目別選手権(群馬)を含めた国内選考会で、既に代表に決まっている橋本、萱との組み合わせでチーム貢献度が高くなる選手を選ぶ。

 橋本は「この1年金メダルを取る練習をしてきた。優勝できてひと安心だけど、演技内容を振り返ると満足いくものではなかった。しっかり直して、五輪ではエースとして安定した演技、チームを引っ張るように頑張ります。五輪では団体金メダルと個人の金メダル獲得を目指して頑張りたい 」とコメントした。

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