中村輪夢、骨折から復活V「やっと戻ってこられた」大技初披露も BMXジャパンカップ

[ 2021年5月16日 17:54 ]

優勝を果たした中村輪夢(撮影・会津 智海)
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 自転車BMXフリースタイル・パークで東京五輪前最後の国内公式戦マイナビ・ジャパンカップ最終日が16日、茨城県の「境町アーバンスポーツパーク」で行われた。男子エリート決勝では19年世界王者で五輪代表の中村輪夢(19=ウイングアーク1st)が88・00点で優勝を果たし、昨年9月の左かかと骨折による手術から復活を印象づけた。

 中村は1回目の試技で、縦1回転しながら前輪を3度回す「バックフリップ・スリーバースピン」などを決めて優勝を確定させた。ウイニングランとなった2本目では、横2回転中に両手を離す大技「セブントゥウェンティ・ノーハンド」を初披露した。「昨日より緊張した。絶対、勝たなあかんなと思っていた。勝てて良かった。やっと戻ってこられた」と実感を込めた。8カ月ぶりの復帰戦。フィジカル強化の成果も見せた。

 金メダルが期待される東京五輪まで3カ月を切った。開催か中止かで揺れており「反対意見も理解している。BMXは見てもらって、応援してもらって良い走りができる。それができないのは心苦しい」と胸中を語る。無観客開催でも「そこにいなくて画面の向こうで見てくれると信じて頑張りたい」と語り「大会があればいいですけど、なくても常にBMXをうまくなりたい」と自然体で構えている。

 人生初の大けがで自転車に3カ月乗れない時期を乗り越え、「ケガをしてよかったと思えるくらい調子が良い」と笑い飛ばせる余裕もある。6月上旬に行われるフランス・モンペリエでの世界選手権が五輪前最後の実戦機会。「刺激が欲しい」と話し、世界中の強敵たちとのハイレベルな戦いで勝負勘を磨き上げる。

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