内村航平が15・333点で東京ロード“第3関門”を突破

[ 2021年5月16日 12:36 ]

体操・NHK杯最終日 ( 2021年5月16日    長野市ビッグハット )

内村航平
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 男子の内村航平(ジョイカル)が種目別の鉄棒で演技し、トップの15・333点をマークした。

 4月の全日本選手権では1日目に15・166点、2日目に15・466点と東京五輪代表選考の指標となる、世界ランク1位のスコア(現時点で14・933点)をクリア。この日もH難度「ブレトシュナイダー」を決めるなど好演技を披露し、今季自己ベストの得点を叩き出して“第3関門”も突破した。

 残りは6月の全日本種目別選手権(群馬)の予選と決勝の2演技。4大会連続の夢舞台へ、キングが着実に歩を進めている。

 内村は「自分が目指していたものとは違ったけど、ミスなくできたのは良かった。(五輪への距離は)全然、考えていない。考えている間もなく自分の演技を振り返っている。全然、納得できないんで。五輪がどうとかより、早く自分の満足いく演技を国内で出しておきたい」とコメントした。

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2021年5月16日のニュース